ご挨拶

広島がん治療研究会は、広島県内のがん治療に関わる全ての領域・臓器に関わる経験・知識を共有し活用するために、1974年に第1回が開催され、現在まで111回を数える歴史ある研究会へと発展して参りました。

がんによる罹患者数と死亡数はともに増加し続けており、がんの予防・早期診断・治療は日本国民の健康にとって大変重要な課題です。がん治療の進歩は目覚ましく、21世紀に入ってからは、分子標的治療薬をはじめ、新規のがん免疫治療も開発され、飛躍的な進歩を遂げようとしています。我が国は高齢社会から今後は超高齢社会へと移行しつつありますが、がんは相変わらず死因の第一位となっています。これらの新規治療法は超高齢者における医療の考え方をも根本的に変える可能性があります。

これまでのがん治療は、各臓器や領域において独自に発展してきたように思います。しかし超高齢社会においては、頭の先から足の先まで、全人的な医療が求められています。このように全ての領域にわたる専門家が一堂に会する研究会はほかに類がなく、私たちは自らの経験と知識を高め合い、新しい視点や知識を吸収するまたとない機会であります。

私たちは本研究会の活動を通じて、臓器や領域を超えた全人的ながん治療の発展に貢献し、社会との連携を深めていきたいと考えています。

2018年3月
広島がん治療研究会
会長: 大段秀樹

沿革・歴史

1974年~1982年 第1回~24回 広島がん治療研究会 会長:三好秋馬
1982年~1989年 第25回~45回 広島がん治療研究会 会長:服部孝雄
1989年~2000年 第46回~78回 広島がん治療研究会 会長:田原榮一
2000年~2004年 第79回~86回 広島がん治療研究会 会長:峠 哲哉
2004年~2014年 第87回~106回 広島がん治療研究会 会長:安井 弥
2014年~現在 第107回~111回 広島がん治療研究会 会長:大段秀樹