ご挨拶
がんの治療は日々進化していて、世界中で多くの臨床研究が行われ、より良い治療 の開発から新しい標準治療が生み出されています。さらに個別化がん医療という概念は,Precision medicineへと進化し,分子標的治療として急速に進歩普及を遂げ,がん免疫療法も新しい展開を迎えています。近年では膨大なゲノム情報をどのように整理して展開するかが大きな課題となり,がん治療は臓器・領域別でなく,遺伝子プロファイルによって分類されるボーダレス時代を迎えようとしています。
本研究会は、広島県内のがん治療に関わる全ての領域・臓器に関わる経験・知識を共有し活用するために、1974年に第1回が開催され、現在まで100回を超える歴史ある研究会へと発展して参りました。本研究会の活動を通じて、全人的ながん治療の発展に貢献し、社会との連携を深めていければと考えています。
2019年3月
広島がん治療研究会
会長: 岡田守人
沿革・歴史
1974年~1982年 | 第1回~24回 | 広島がん治療研究会 会長:三好秋馬 |
1982年~1989年 | 第25回~45回 | 広島がん治療研究会 会長:服部孝雄 |
1989年~2000年 | 第46回~78回 | 広島がん治療研究会 会長:田原榮一 |
2000年~2004年 | 第79回~86回 | 広島がん治療研究会 会長:峠 哲哉 |
2004年~2014年 | 第87回~106回 | 広島がん治療研究会 会長:安井 弥 |
2014年~2018年 | 第107回~112回 | 広島がん治療研究会 会長:大段秀樹 |
2019年~ | 第113回~ | 広島がん治療研究会 会長:岡田守人 |