御挨拶
このたび、第119回広島がん治療研究会の会長を拝命いたしました、広島大学病院がん化学療法科の岡本渉でございます。僭越ながら伝統と歴史ある本会の大任を仰せつかり、誠に身の引き締まる思いでございます。
私が広島に赴任させて頂き早や七年が経過いたしましたが、以前より広島はがん研究や診療において全国的にも卓越した存在感を誇る地であると強く認識しておりました。本研究会もその歩みを支えてきた重要な礎であったものと存じます。私も微力ながら広島でがん治療に携わらせて頂けることとなり、広島の皆様ががん研究や診療に真摯に向き合われている姿を目の当たりにして、この地ががん治療の発展を牽引してきた原動力を実感しており、多くの刺激を頂いております。本年五月には、関係各位の多大なる御尽力により広島大学病院が臨床研究中核病院に指定され、がん治療分野の進展においても広島は引き続き重要な使命を担うことが期待されているものと存じます。
本研究会が、広島で様々ながんに立ち向かわれている多くの皆様の御参集を得て、臓器や領域を越えた課題共有や議論を通じて更なる交流を深め、がん治療の発展に寄与する場となりますことを、心より願っております。
皆様には、益々の御指導と御支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
広島大学病院 がん化学療法科 岡本 渉
沿革・歴史
1974年~1982年 | 第1回~24回 | 広島がん治療研究会 会長:三好秋馬 |
1982年~1989年 | 第25回~45回 | 広島がん治療研究会 会長:服部孝雄 |
1989年~2000年 | 第46回~78回 | 広島がん治療研究会 会長:田原榮一 |
2000年~2004年 | 第79回~86回 | 広島がん治療研究会 会長:峠 哲哉 |
2004年~2014年 | 第87回~106回 | 広島がん治療研究会 会長:安井 弥 |
2014年~2018年 | 第107回~112回 | 広島がん治療研究会 会長:大段秀樹 |
2019年~2021年 | 第113回~第115回 | 広島がん治療研究会 会長:岡田守人 |
2022年~2024年 | 第116回~第118回 | 広島がん治療研究会 会長:髙橋信也 |
2025年~ | 第119回 | 広島がん治療研究会 会長:岡本 渉 |