御挨拶
第120回がん治療研究会の会長を拝命いたしました広島大学病院がん化学療法科の岡本渉でございます。僭越ながら前回に引き続き歴史と伝統ある大任を仰せつかり身の引き締まる思いでございます。
今回のシンポジウムのテーマは「Multifaceted Approachによるがん治療」といたしました。「Multifaceted Approach」とは「多面的・多角的な取り組み」を意味します。近年のがん治療においては、周術期化学療法、コンバージョン手術、化学放射線療法など、複数の治療法を組み合わせた集学的治療が発展するとともに、支持療法やがんゲノム医療などにおける診療領域を越えた連携、多職種によるチーム医療、早期からの緩和ケアの導入や在宅医療との連携、さらにはデジタルヘルスやAIの活用など、多面的なアプローチの重要性がますます高まっています。こうした様々な取り組みを御紹介いただくことで、それぞれの知見や経験を共有し、他のがん種や診療領域にも生かせる新たな気づきや学びを得る機会となれば幸いです。
本研究会が、広島で様々ながんの診療に携わっておられる多くの皆様の御参集を得て、臓器や診療領域の垣根を越えた課題の共有や活発な議論を通じて、更なる交流を深めるとともに、がん治療の発展に寄与する場となりますことを、心より願っております。
皆様には、今後とも益々の御指導と御支援を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
第120回 がん治療研究会 会長
広島大学病院 がん化学療法科 岡本 渉
沿革・歴史
| 1974年~1982年 | 第1回~第24回 | 広島がん治療研究会 会長:三好秋馬 |
| 1982年~1989年 | 第25回~第45回 | 広島がん治療研究会 会長:服部孝雄 |
| 1989年~2000年 | 第46回~第78回 | 広島がん治療研究会 会長:田原榮一 |
| 2000年~2004年 | 第79回~第86回 | 広島がん治療研究会 会長:峠 哲哉 |
| 2004年~2014年 | 第87回~第106回 | 広島がん治療研究会 会長:安井 弥 |
| 2014年~2018年 | 第107回~第112回 | 広島がん治療研究会 会長:大段秀樹 |
| 2019年~2021年 | 第113回~第115回 | 広島がん治療研究会 会長:岡田守人 |
| 2022年~2024年 | 第116回~第118回 | 広島がん治療研究会 会長:髙橋信也 |
| 2025年~ | 第119回・第120回 | 広島がん治療研究会 会長:岡本 渉 |

